ひとみこぱんインタビュー in スウェーデン vol.2

 

 

ー今回のスウェーデン個展にも、沢山のお客さんがいらっしゃったと思いますが、印象深いエピソードがあれば是非教えて下さい。

 


ーお母さんに連れてこられた女の子が、時間をおいて今度は一人だけで来たので、どうしたのかなと思ったら、握り閉めた10クローナコインを差し出して、これが欲しいと、買いに来てくれたんです。

 
私の絵(こぱん)を気に入ってくれた事や、1人で戻って買いに来てくれた事に、とても感動しました。その彼女の気持ちがとても嬉しかったです。彼女はその日の私の大切なお客さんになりました。

 




ーそれは素敵なエピソードですね!こちらまで幸せな気分になりました。


更に素敵な再会があったと聞きました。詳しくお聞かせ頂けますか?


 

ーはい、そうなんです!初めてストックホルムを訪れた時に泊まった宿(B&Bという部屋を間借りするタイプの宿)の方が、来て下さったんです!
 今回の展示の案内状は当時の住所に送っていました。ですがしばらく連絡を取っていませんでしたし、その方の元に届いてるかどうか心配でした。


 そうしたら週末、お花を持って来て下さったんです。7年ぶりの再会で感動して抱き合いました。


 

 

ー7年ぶりですか!どのような方ですか?

 

 

ー実は、このストックホルム(スウェーデン?)個展開催をしたいと思ったきっかけになった方です。

 

 当時フランス留学中の私は、留学後の進路が決まっていませんでした。

その私に、”あなたの目はとても綺麗で輝いている。だからきっと素敵なことができる”と、言ってくださったのです。

「自分の仕事」を見つけたら、その仕事をしに必ずまたストックホルムへ来よう、そう心の中で誓いました。同時にまた彼女に笑顔で会いたいと思っていました。

 

ーでは、夢が叶ったということですね!その方もひとみこぱんさんのご活躍に驚かれたでしょう?

 

ーとても喜んでいました。7年ぶりとは思えないくらい、心の距離を近く感じ、かつでB&Bで二人で話した時間が、まるで昨日の事のようにお互い感じました。

 

 

ー今回の個展、無事に終了とのこと、おめでとうございます。忙しかったと思いますが、終わってからの率直な感想を是非お聞かせ下さい。

 

 

ー途中で会期が延びるというハプニングがありましたが(笑)、それも含め楽しんで過ごす事ができました。

 スウェーデンの方は、皆明るく優しい方が多いと以前から感じていましたが、実際長くここに滞在してみて、さらにその温かさに触れることができました。楽しんで過ごす事ができたのも、出会った方々のお陰だと思います。

 ストックホルムで小さなお店を出した気分で、毎日同じ時間、散歩に通る人や、隣人のお店の人と仲良くなり、皆さん外から手を振ってくれるのも嬉しかったです。

 私自身も、会場にいてとても心地がよく、終わって最後の片付けの時は

今までにないくらい、とても寂しい気持ちになり、別れがたかったです。

ここでは昨日という言葉は使わない、今を生きる事に精一杯になることができました。

 

ーどうもありがとうございました。

 これからもご活躍もとても楽しみにしています!

 

 

インタビュアー: ERIKO