ひとみこぱんインタビューvol.3


―スウェーデン個展から間もあけずに、2か月後、京都で個展をされるとのことですが、

スウェーデン個展とは、また違うのですか?

 

古都、京都の個展なので、今回は和風の作品をメインに展示します。例えば、日本の伝統色や、かさねの色目という平安時代から伝わる組み合わせを用いたり、京都を舞台にした作品を描きました。

 

―京都の景色の中に、こぱんがいるっていうことですか?

 

はい。京都の色々な場所に佇むこぱんたちに出会えると思います。

 

―それはとても楽しみです!絵を見た後は、京都の街中でもこぱんを探してしまいそうです。何故、京都で開催しようと思われたのですか?

 

第二回目の「きみのはつ恋」展が、町家をイメージした展示でしたので、当時町家の雰囲気のギャラリーを探していました。その時は運良く東京でギャラリーを見つけたのですが、実際の町家のギャラリーにて、いつか個展を行いたいと思っていました。

 

京都は好きでしたので、年に何度も通っていて、その中で昨年、今回開催するbe-京都さんに出会う事ができました。

 

―京都個展のテーマは何ですか?

 

開催時期が夏の終わりということで、「晩夏の京都」がテーマです。紫色を中心とした涼しげな色合いと古都を思わせる懐かしい色彩を使った作品に仕上げました。風鈴をイメージした手作りの飾りも用意し、会場の雰囲気をより涼しげに演出する予定です。


 

―見どころは何ですか?

 

今回の展示は、今までで一番広いギャラリーなので、1階と吹き抜けの作りの2階にも展示します。そのため大きなサイズの作品を含めた新作は計19点あり、過去の和をテーマにした作品もご覧頂けます。こぱんも京都バージョンになり、着物や浴衣を来ている姿もお楽しみ頂けます。

又、過去のポストカード作品も、同時に展示販売しますので、今回初めてお越し下さる方にも、ひとみこぱん作品を堪能して頂ける機会となると思います。

 

―ギャラリーやそこに訪れる人のことを思いながら、絵を描かれたりするのですか?

 

そうですね。毎回テーマを設けているので、その雰囲気やイメージをいらしたお客様がどのように感じて下さるかを常に考えています。展示を行う度、色々な意見や感想を頂くので、それを参考にして制作に取りかかることもあります。

 

ー和の色使いということですが、日本の伝統色は鮮明な色ではなく、曖昧な加減の色合いがあるようですが、そのような色も、今回ご自身で作られたのですか?

 

今回も日本画の顔料を使用し、曖昧な色加減を作る事に挑戦しました。

あまり派手な色ではないので、それ自身では目立つ事がなく、寧ろ組み合わせによって、その色の良さが出てくることに、改めて日本の伝統色の面白さや美しさを感じました。

 

―京都は今までの集大成だと伺いました。これまでの活動を振り返ってと、これからの夢をぜひお聞かせください!

 

個展活動を始めてから、京都での開催をずっと視野に入れて作品作りをしていました。ですので、前回まで計10回の展示で表現した作品の様々な要素を取り入れながら、描きたかった絵や色を沢山のキャンパスで表現できた事が、現時点での集大成と言える仕上がりになっていると思います。又、会場も広いので、ひとみこぱんの色彩を大きな空間で感じて頂けると思います。

 

今は、もっと沢山絵を描いていきたいという気持ちです。改めて数えてみたら、今年は50枚近くの作品を描いていたと、最近知りましたが(笑)まだまだ足りないと感じています。これからも、色んな場所で色んな人に出会いながら、色んなことを感じて、作品作りを続けて行きたいと思います。

 

 

インタビュアー:ERIKO